ハムスター hamster 2004 1 20

 日本では、ハムスターが、ペットとして、人気があります。
ペットショップへ行くと、実に、多くの種類のハムスターがいます。
大きい種類のものから、小さい種類のものまで。
色が茶色のものから、白い色のものまで。
 ハムスターが入っている陳列用のかごを見ていると、
かわいくて、つい、買ってしまう人もいるそうです。
そして、こんな失敗をした人がいたそうです。
 うさぎ用のハウスに近い、大きなハムスター・ハウスを買いました。
ハムスターは、小さな、かわいいハムスターを、1匹買いました。
 しばらくして、その人は、ハムスターを飼うのに慣れてきましたので、
ハムスターが、一人では、さびしいだろうからと、もう1匹買ってきました。
これで、ハムスターは、2匹となったのですが、時々、ケンカはしましたが、
2匹のハムスターは、なんとか、暮らしていけました。
 そこで、自信を持った飼い主は、
ハムスターは、大きい種類のものから、小さい種類のものまで、
色が茶色のものから、白い色のものまで、
いろいろな種類が、数多く、いた方が、
ハムスター同士、楽しいのではないかと、考えました。
 そして、いろいろな種類のハムスターを買ってきました。
ところが、ハムスターは、もともと、縄張り意識が強いので、
仲良く暮らすどころか、ハムスター同士の「内戦」が始まってしまいました。
 困った飼い主は、ハムスターが、別々に暮らせる小さな家を作ってあげて、
その小さな家と家の間隔を、大きく取って、
ハムスターの縄張りの区画としたのです。
しかし、それでも、ハムスター同士の「内戦」は、終わらなかったのです。
ハムスター同士が、縄張りの拡張に動いたのです。
 そこで、飼い主は、最終手段として、
人工的な池や川を作って、それを、ハムスターの縄張りの区画としたのです。
ハムスター・ハウスは、うさぎが、住めるような大きなものでした。
ハムスターは、水で濡れるのを嫌がります。
 さて、地球を眺めると、
ハムスター・ハウスで起きたことと同じことが、起きていないでしょうか。





























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